お金を借りることによって開ける道
事業拡張のチャンスだったり、学校に行って資格を取る、また住宅購入のチャンスなど、人にはまとまったお金が必要なときというのがあると思います。
しかし、日本では「失われた20年」と呼ばれ、経済が低迷していた時期も長かったため、その分、蓄えがなく、思い切った判断や事業を起こすようなことがしづらい状況にあったのは事実でしょう。
しかし、最近はそうしたリスクに立ち向かい、果敢にせめていく経営者なども登場するようになりました。
借入金はそうした人生のチャンスを広げ新しい道を開く資本金になってくれるものです。
そのため、実際借り入れというのをポジティブにとらえている事業主も多いです、「それだけ信用がある」ということになりますから一つの指標にもなります。
良い判断をしてチャンスを逃さない、リスクを負わない
ただし、どんなに勝負に出るときでも基本的にリスクが高いケースでは熟慮することが経営者や借主には必要です。
自分だけの事業ならまだしも。従業員がいるようであれば彼らの生活まで面倒を見なければなりません。
そうした判断を誤って自己破産、債務整理に陥ることもあります。
ただし、そこから何度でも再起する人もいますから、個人のエネルギーの量にも関わっているのでしょうか。
ただ、積極的にお金を借りたい人は比較的両極端で、バイタリティーがあって積極的な人、それか依存的で流されやすく、借金の申し出なども断れず、ノーといえないタイプなどが多いそうです。
それで多重債務になってしまうのですが、その両方にいえることは、自分のことを知らないということです。
自分のことを客観的に見ることができれば、ここまでは自分の返済限度だということはおのずとわかるのです。
その自分への過信というのが、背負える以上のリスクを負うことになってしまうのかもしれません。
お金を借りる際は自分がそのお金を返済できるのかどうかをもう一度再考してみましょう。