知人、友人、家族から借りることのメリット、デメリット
消費者金融や、例えば比較的安全と考えられる銀行でもお金を借りることが心配になったり、金利の面が心配になったりすることがあります。
また、もし親や兄弟、知人に貸してもらえる余剰金があったら、無利子やごくごく少ない金利で貸してくれるのであれば助かります。
百万円単位、それ以上だと金利が1パーセント違うだけでも支払い金額が違ってきます。
だから身近でお金を借りることは、誰もが一度は考えることでしょう。
しかし、こうした身近でのお金の貸借りは、あとでトラブルの原因になるばかりか、絶縁、絶交になるなど人間関係を壊してしまう可能性があります。
またきちんと文書にして残すのならまだしも、口約束で貸借りをした場合は、最終的には水かけ論になりがちです。
これらの人間関係のトラブルが予想されることから、できれば自分の信用情報によって、第三者の金融業社からお金を借りた方が、のちのち問題が起こりづらくなります。
お金を借りることのメリットもある
税金控除になる住宅ローン、また事業者がビジネス目的でお金を借りた場合など、借金にもいい借金があります。
その借り入れ金が控除対象になったり、ビジネスを続けていくための資金となれば、それは生きたお金となり、将来のメリット、ビジネスチャンスも広がります。
しかしながら、もしギャンブルや生活費のためにお金を借りていて、自転車操業に陥っているとすると、やはり自分で仕事をして稼いでいる分と、支出のバランスが取れていないということになります。
お金を借り入れることは必ずしも悪いことではなく、むしろいい面も多いです。
しかしながら、とくに返済する計画もなく、将来設計もなく、ただ自己管理ができないというだけでどんどん返済額が増えていってしまうのでは返済できず、債務整理などに陥りやすくなります。
だから、最初の返済計画、マネープランを遵守して、しっかりと借りたお金を返済していきましょう。