消費者金融のイメージアップ?
昔は消費者金融というと「借金地獄」とか「厳しい取り立て」や「反社会的」のようなイメージがありましたが、最近のサラリーマン金融の消費者金融はよりクリーンなイメージとなり、なかには銀行系のローンとして銀行の子会社化するところも増えてきました。
このような業界再編成には、最初驚いた方も多かったことでしょう。
今では自動契約機やATMを使って、軽い気持ちでお金を借りたい、融資されたりすることも増えてきました。
気軽にお金を借りられるのはメリットも多いので、それはとても便利で良い時代になったということです。
そのうえ、法定金利を遵守して借り入れているので、金利で首が回らなくなったりすることも防げますし、回収率を考えて総量規制もあるのでかなり消費者には安心な業者になってきています。
ただ、この総量規制によって、借りられなくなった人がより危ない橋を渡るはめになっているという報告もあり、良い面と悪い面と両方あるみたいです。
銀行系のローンなら安心?
今は銀行系のカード会社、ローン会社、消費者金融が増えています。
だからこそ、人々は安心して融資を受けられるようになりました。
しかし、いくら銀行がバックアップしている、子会社であっても利子を免れることはできないし、法的金利ぎりぎりの利子をきちんとつけている場合も多いです。
すこしでも安い金利のほうが消費者にとっては魅力なのですが、銀行はお金を貸すことによって利益をあげている営利団体なので、やはりお金を借りることのリスクを減らすことはできないのです。
その基本を忘れてお金を借り入れていると、やはりいつかは破綻してしまうし、債務整理などにもなりかねません。
従来のように終身雇用も保証されなくなった今の時代、長い人生のなかでピンチになることもあるし、つなぎのお金が必要なこともあります。
そんな時に借り入れることができるお金は将来に生かすこともできるし、それが原因で破綻することもありえます。
お金を借りるメリットとデメリットのようなものをしっかり認識して借り入れに臨むことを忘れないようにしてください。
イメージは改善されたが
消費者金融は、サラリーマン金融、いわゆるサラ金と呼ばれていた時代に、極度にイメージが悪くなりました。
異常とも言えるような高金利と、強引な借金の取立てにより、借金によりノイローゼとなってしまう人が多数でました。
なかには、自殺により自分の生命保険で借金返済をすることまで考える人も出始めました。
この対策のため、国は法律で貸金業規制法という法律を制定し、貸金業者の貸し付けに規制を行うようになりました。
また、同時に消費者金融自体も、サラ金という言葉を使うのを止めて、現在では、キャッシングという別の言葉を使うようになりました。
このため、現在では、消費者金融のイメージは一時と比較すると大幅に改善をされました。
昔と比較すると消費者金融の貸付金利は大幅に低くなっています。
ですが、消費者金融は、銀行などの他の金融機関と比較すると貸付金利は高い方です。
ですので、基本的には消費者金融からお金を借りる場合は、その他の金融機関で借入が出来なかった時のみと考えるようにしましょう。
貸付金利の高低と言うのは、返済負担に直結する問題なので、借金返済を楽にしたいなら貸付金利の低い所でお金を借りるべきだからです。