ブラックリストとは
クレジットカードを作ったり、カードローンでお金を借りたりした場合、個人信用情報機関にその情報が登録されることになっています。
お金を借りる時に審査をされますが、審査の際にカード会社が個人情報を知るために利用する情報です。
この情報リストには、単に金融情報だけでなく、利用した履歴も残ります。
この履歴の中に、返済の遅れや破産など返済不可能になった状況なども書き込まれます。
返済遅れや返済不可能になった状態のことを「金融事故」と呼んでいて、ブラックリストとは、金融事故(ブラック情報)の記載された情報ということになります。
ブラックリストというリストが存在しているのではなく、個人信用情報機関に登録された「事故情報」のことなのです。
ブラックリストを避けるためにできること
ブラックリストに載らないようにするには、ブラックになる行為を避ければよいのです。
ブラックになる行為とは、「返済の大幅な遅れ」が代表的なものです。
お金を借りる前に返済についての計画をしっかりと立てておかなかったことで、返済日に返済が間に合わなくなるケースはたくさんあります。
お金を借りるということは必ず「返さなければならない」ということです。
まず、お金を借りる前に、本当に借りる必要があるのかどうか、冷静になって考えてみましょう。
何かを売ったり、やめたりすることで出費が減ることもあります。
携帯電話のプランを見直したり、保険料を見直したり、家計をもう一度見直してみましょう。
それでもお金を借りる必要があるならば、返済金額がいくらになるのかシミュレーションで確かめましょう。
その返済金額が家計の中から捻出できるのか、できなければ諦めて別の方法を探しましょう。
ブラックリストに情報が載ると、5年から10年は新たな借入ができなくなりますので、住宅ローンや自動車ローンも組めなくなってしまいます。
最近では、スマートフォンの機種代金を分割払いするケースが増えていますが、この分割払いも支払いの大幅な遅れはブラックリストに載りますので注意してください。