返済計画の立て方
カードローンを利用してお金を借りる前には、必ずしっかりとした返済計画を立てましょう。
よほど緊急であるという場合を除いて、借入希望金額と、利率、月々の返済可能額と完済時期をシミュレーションしてから申し込みをしてください。
しっかりと返済計画を立て、その後の生活をシミュレーションできれば、カードローンはとても便利な商品であることに気づくでしょう。
返済についてのシミュレーションは、カード会社のホームページに専用サイトが用意されています。
必要な数値を入力すれば一瞬で答えが返ってきます。
月々の返済可能額から完済時期を計算することもできますし、完済時期を決めて月々の返済額を計算することも可能です。
シミュレーションで不安が残る場合、カード会社に電話をすれば返済計画などの相談に乗ってもらうこともできるので、ぜひ利用してみましょう。
利息を意識する
カードローンでは元金と利息の合計額を毎月支払っていきますので、計画的に利用するためには利息がどのくらいになるのかをしっかりと把握しておかなければいけません。
元金とは実際にお金を借りる金額のことで、利息とは元金に対して一定の利率で計算される手数料のことです。
この一定の利率を「金利」と呼んでいて、金利には日歩、月利、年利と3種類の計算方法があるのですが、カードローンでお金を借りる時に使われるのは「年利」です。
「実質年率」と表記されていることも多いのですが、これは年利と同じ意味です。
お金を借りる際の利息の計算方法は、「元金×金利×借入期間」となります。
(例)元金30万円、年利15%のカードローンを60日で完済する
利息= 30万円×15%÷365日 ×60日 (年間の利息ですから365日で割ります)=8876円となります。
これを30日で完済すると、利息は4438円となります。
60日と30日で完済する場合の利息の差を見ると分かりますが、カードローンは短期間で完済するほうが負担する利息が少なくて済むということです。
このことを頭において返済計画を立てていくことが大切になります。