お金を借りるのはダメ！節約方法

キャッシングとは、簡単に表現すると、「小口融資を受ける（お金を借りる）」ということです。

最も身近なキャッシングといえば、クレジットカード会社がショッピングとは別にキャッシング枠を設けて小口現金を貸し付ける機能です。 クレジットカードを作ったことのある人であれば、ショッピングの限度額とは別にキャッシングの限度額が用意されていることにお気付きではないでしょうか。

なぜ、クレジットカード会社がキャッシングを行うようになったのでしょうか。 それは、多額の現金を持ち歩いて事故に遭うのを防ぐために生まれた「トラベラーズチェック」が進化したものがクレジットカードというシステムだからです。

現金を持ち歩かなくて済むとはいえ、現金が必要になるシーンも出てきます。 そのようなシーンを想定して、クレジットカードでも現金を引き出せる「キャッシング」というシステムが生まれたのです。

元々は「お金を借りる」ことを目的として生まれたシステムではありませんでした。

カードローンやキャッシングなど、お金を借りることに関する言葉が錯綜しています。

基本的にはカードローンもキャッシングも「お金を借りる」という点は同じです。 しかし、内容をよく調べるとこの2つには違いがあることも分かります。

キャッシングは小口融資ですから、多くても50万円までの一括貸付となります。 もちろん、この範囲の中であれば「１万円だけ」という借り方もありますので、使い方は利用者の自由です。

一方のカードローンは、限度額に幅のあるものが多く、10万円程度のものから数百万円までのものと様々な商品があります。 金額が大きくなるので、月々定額返済（リボルビング払い）となるのが一般的です。

審査については、カードローンの方は金額が大きいため、審査が厳しくなる傾向にあるようです。

審査が甘いといわれるカードローンは、金利が高めに設定されていることが多いので、他の商品に比べて金利が低いカードローンがあれば、その商品については他より審査が厳しくなると考えてよいでしょう。

一般的にキャッシングと言う言葉は、消費者金融もしくは信販会社からお金を借りる場合に使われることが多いです。

一方、カードローンという言葉は、銀行の個人向けローンカード融資で使われることが多いです。 銀行の融資と言うと、個人向けは住宅ローンの様な大口を取り扱う事が多かったのですが、最近では、個人向けの小口融資にも対応したサービスとして銀行カードローンサービスを提供するメガバンクや地方銀行が増えてきました。

銀行の融資サービスは、審査が厳しい反面、低金利の場合が多いので、お金が必要な時まで時間があるなら銀行カードローンの利用を優先的に考えた方が良いです。

消費者金融や信販会社のキャッシングサービスは、貸付金利が高めなので、すぐにでもお金が入り用という緊急時のみ利用を考えるべきです。 [追加]