自動車ローン
自動車を購入する時に利用するのが「自動車ローン」です。
「オートローン」や「マイカーローン」と呼ばれることもあります。
商品名は銀行や信販会社によって違いますが、使用目的を自動車の購入に限定している点は同じです。
自動車が新車か中古車かは問いません。
自動車を購入する際、ローンについて希望が無ければ基本的には購入する自動車のメーカーに関連する信販会社のローンを使うことになります。
中古車の場合、販売店と提携している信販会社のローンを使います。
銀行のローンに比べて、信販会社のローンは審査が緩い傾向にあるようですが、その分銀行に比べて金利が高くなっていますので、銀行で自動車のローンを使いたい場合にはあらかじめメーカーや販売店に伝えておきましょう。
とはいえ、信販会社の自動車ローンは、お金を借りるためのカードローンに比べると、使用目的が限定されている分金利は低くなっています。
そして、自動車ローンにもお金を借りる時と同じように、審査があり、その際には勤続年数や年収などで審査されますので、誰でも簡単にローンが組めるというわけではありませんので注意が必要です。
教育ローン
教育資金に使うためのローンにも、銀行系と信販会社系とがあります。
教育ローンはほとんどの銀行で取り扱いがあり、無担保型と有担保型に分けられますので、金額が大きくなると担保を求められることがあります。
多くの人が、大学の入学金を支払うために利用しているようです。
普段取引のある銀行に申し込むことで、審査が通りやすい傾向にあるようですから、日ごろから銀行との良好な関係を築いておくことが大切です。
こちらもお金を借りるカードローンに比べて金利は低くなっています。
カードローンでお金を借りるのと同じように、インターネットで申し込みから融資までが完結する商品も出ていますが、簡単に申し込めるからと安易に申し込むのではなく、その後の仕送りなどのことも考えて計画的に利用しなければいけません。
教育ローンは当然のことながら、借金です。
もし、子供が生まれた後、金銭的に余裕があるのなら、将来の子供の学費のことを見据えて、積立預金をすると良いでしょう。
小中は義務教育なので、授業料や教科書代は必要ありませんが、カバンやノート、給食費、中学生だと学生服など意外とお金が掛かります。
また、高校は、義務教育ではないので、授業料の支払いや教科書の購入費用も掛かります。
日本では大学の進学率は約5割ですが、大学に行くとなると国立大学で自宅外だと4年間で約1千万円のお金が必要となります。
これが私立大学で自宅外だとさらに高くなり、4年間で1200から1300万円ものお金が必要となります。
子供に奨学金を借りさせて、子供に借金を負わせるという方法もありますが、教育を受けさせる義務は基本的には親にあるので、できれば、奨学金を借りないで大学には行かせてやりたいものです。
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